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宇宙大作戦 日本独自OP

 「スタートレック/宇宙大作戦」日本初放映時の日本独自オープニングは、80年代の関東地区再放送時に第2シーズン オリジナル版の物に差し替えられて以降、日の目を浴びる事はなく、現在確認出来るのは「宇宙大作戦」第3シーズンLD-BOX付属の解説書か、「宇宙大作戦」DVD-BOX付属の解説書「「宇宙大作戦」読本」の 掲載画 程度のようです。ただ、DVD-BOX付属の解説書は、LD-BOXの解説書と同じ掲載順序で掲載されております。ちなみにLD-BOX以前に発売された「スタートレック/ビジュアル大研究」を以前、当時交流のあった知人に見せて頂いた事がありますが、LD及びDVD解説書での掲載順序とは異なり、また掲載されている画の数も若干異なるようです。ページ数などの制約もあり、全コマを掲載する訳にはいかないと思いますので仕方がないと思いますが、同時期に放映された「スパイ大作戦」の日本独自OPは現存していてLD-BOXや吹替完全版ビデオ版に収録されている(DVDでは未収録)というのに、何か悲しいですよね。一部、「スタートレック/宇宙大作戦」の日本独自OPのビデオを お持ちの方もいらっしゃるようですが、非常に羨ましい限りです。はぁ、もし自分の手元にあれば時間をかけてでもコマごとに修正をして綺麗にするのにぃ…(苦笑)

↓本家、日本独自OPに私なりの解説をつけてみました

右上にフラッシュ
そこから光線登場!

右上→左下に光線が流れます
当初、アニメーションなのかと思ったのですが、製作時に それほど時間をかけるのか疑問になりました。やはり花火かなぁと思っています(グラインダーで鉄を削る様子を撮影なんて面倒な事はしないと思いますし…苦笑)
詳細は不明ですが、
どうやら光線が消える前に
左上→右下 の光線のカットが
入るようです。
どうみても上の画とこの画の光線が合わないのでやはり花火なのでしょうか。
ここで、綺麗な破線を描く花火。ところで、2つ上の絵と比較すると 右上→左下 の光線を左右反転したものに近い光線があります。もしかしてページ数の制約で削ったけど実は左右同じ映像素材だったりして…?
手前に光線が向かってくるカット。これは花火では再現出来ませんでした。

黄色い塗料を落下させた様子を下から撮影したらこれに近い形にはなりましたが…真相は不明です。
ここから邦題表示部分です
白青切り替える事で
フラッシュ感を演出します
でっかい輪が登場。
何故か「S.0401年」の表示。
掲載順序をうっかり
やっちまった的なノリだと
思うんですが…
真相は不明です。
そして、ちっちゃい輪。
「S.0401年」の表示がある
ことから、「S.0401年」付の
邦題が表示されたあとの
カットであると推測します。
輪が徐々に大きくなって
いきます。
ちなみに このカーク船長の
シーンは「恐怖のビーナス」
のものです。
ワイプから全画面にカーク船長。
で、「S.0401年」付 邦題表示。
これ、ちょっと不自然な感じがするんですよねぇ。それに、「ビジュアル大研究」の時と掲載順序が違う気がするんですが…真相は(以下略)
ここで乗組員紹介。確か「ビジュアル大研究」だと、「恐怖のビーナス」ブリッジシーンの画が掲載されておりました。その画がある事で恐らく、「こちらエンタープライズ」云々の乗組員紹介を自然に見せようという意図があったのだと推測します。
「宇宙人のスポック副船長」

紹介の仕方が…云々と思われる方がいらっしゃるかと思いますが、私としてはスポックは(というか我々自身が)宇宙人に違いはないと思うので問題はないかと思っております(笑)
「我々のマッコイ」

少し紹介に困った感があります
(苦笑)
「ミスター加藤とウラ少尉」

ついに補足説明がなくなった…
いや、上の画の「我々の…」からずっと “and” で繋げていこうという戦法なのかもしれません(笑)
そして その戦法通りにいけば
「(我々の)チャーリーとジェニー」

という感じ。

でも ここでは
「チャーリーとジェニー」
乗組員紹介が終わったところで
謎の生物のカット。恐らく後の宇宙シーンに切り替えるためのアイキャッチ的なノリだと思われます。
ただ…一瞬とはいえ、雰囲気からして数コマの動きがありそうな予感がするんですよねぇ(苦笑)
そして最後に宇宙シーン。

画の星の位置からすると
恐らく第1シーズンOP冒頭の
ものと思われます。

 初放送当時を知らない我々世代でも、“歴史的映像資料”という観点から観てみたいという人もいると思うんですよねぇ。という事で、どんな作品でも、過去の作品をメディア化する際は、そういう視聴者心理も考慮して頂きたく思います。えっと…何の話だっけ??(苦笑)

 そうそう、数年前に即席ではありますが、「スタートレック/宇宙大作戦」日本独自OPを素人ながら再現したものが今回発掘されました。なお、乗組員紹介のナレーションは代役です。花火シーンや塗料落下シーンなど、完成度・再現度としては非常に未熟ですが、予め御了承下さい。


再現ではなく、綺麗になった本家 日本独自OPを観れる日が来てくれる事を切に願っております。


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コメント

 素晴らしいとしか言いようがない。感動的です
。ありがとう!後ほど詳細コメントを送らせて下さい。

投稿: 通りすがりの仮面ライダー | 2011年10月27日 (木) 13時38分

> 通りすがりの仮面ライダーさん
 いえいえ、私としてはイマイチな感じなのですがそう言って頂けて何よりです。またのコメント、お待ちしております。

投稿: ひろし(管理人) | 2011年10月27日 (木) 14時28分

 再コメです。私がかつて見たオープニングを必死に思い出して頭の中で比較していますが、正直はっきりとは覚えていません。かろうじて覚えているのが、スポックの紹介のくだり。記憶違いかもしれませんが、スポックとマッコイなどの顔の切り替え時はパッパッという感じではなく、スーッと消えて次ぎに替わるイメージだったように思えます。

 最初の光の軌跡から宇宙大作戦のタイトル、カークまでの流れは、こうだったようなそうでないような…。謎の生物画も実画像もこのカット時間なら、当時の私では目にしていても認識していなかったかも知れません。それにしても、こうして絵をつなげて見ると、当時のフィルムも案外複雑な画面構成だったのですね。

 ご存じのように関東地方は第1シーズンのみ昭和44年に日曜日16時に放映されました。以降、昭和56年に再放送された時にはすでに、このオープニングはカットされています。フジテレビで宇宙パトロールとして30分枠前後編での放送は当然ながらこのオープニングではありませんので、関東では1回限りのオンエアだったはずです。

 その一方、大阪では関西テレビをはじめ、広島や北海道でも再放送が頻繁に行われていた模様です。従って、このオープニングを所有している人は放送当時これらの地域に在住していた人が有力です。しかし我が大阪にはなぜか所有者がいない。「そういうのあったな」という会話は成立しても、今すぐ再生できる人はいないという訳です。

 確かにこの当時、ビデオデッキはまだ高額で一般家庭への浸透度もまだまだでした。このオープニングが今もって見つからないのもそういう事情があると思います。

 いずれにせよ自分としては、この映像のおかげで永年の希望が達成された感じです。しかし、このオープニングについて、まだ私の知らない情報やカットがあるかもしれません。そこでこれからも、この映像を探していきます。何か情報を得たときは、またコメントさせてください。それでは。


 

投稿: 通りすがりの仮面ライダー | 2011年10月27日 (木) 20時32分

> 通りすがりの仮面ライダーさん
 ひとまず再現してみようという事で こしらえた物 故に、ショぼい再現映像なのにもかかわらずコメントして頂き、有難う御座います。そして、40年も前の作品なのにも関わらず記憶を絞りだして頂き有難う御座います。

 乗組員紹介は単純なカット編集による切り換わりでなく、フェードイン/フェードアウトの可能性があるとの御指摘、有難う御座います。モニタ内に人物が映る仕様なので その可能性は大いに有り得ます。ただ、一旦人物が消えてブランクの状態になってから次の人物が徐々に現れる編集なのか、人物Aから人物Bに徐々に変わっていく編集なのか等、細かい点が気になります(秒数の観点から後者ではないかとも思いますが…謎です)。

 60年代のアニメーションを用いた映像作品は、動く作品は やたらと動くし、動かない作品は全然動かないので、謎の生物も数コマ動いていたのか、静止画1枚で済ませていたのか、スチル写真から想像するには この辺が限界かもしれません。

 日本独自OPについて、もし万が一、お知り合いの方で映像を再生出来る方がいらっしゃる等、新たに情報を得られた際には御一報頂ければ幸いです。

投稿: ひろし(管理人) | 2011年10月28日 (金) 13時23分

50代の元祖オタク系です。「宇宙大作戦」は小学生の頃は土曜or日曜の午後、中学生の頃は深夜の再放送を観ておりました。その当時は音声だけをテレコで録音して聞き返したりしていたのですが、その記憶ではopナレーションでは「我々のマッコイ」ではなく「我々のドクター マッコイ」と記憶しております。録音epはロミュランの攻撃を受ける話で、op前の導入部が船内の結婚式だったと記憶しています。確かめるすべはありませんが参考まで。

投稿: だんぱぱ | 2012年2月 3日 (金) 19時02分

だんぱぱさん、初めまして。

 OPナレーションに関しては「我々のドクター・マッコイ」で正解と思われます。各研究本においても そのように記載がありますし、また、単に自分が“ドクター”を吹き込み忘れただけです。申し訳御座いません!

 EDの録音されていたとは!羨ましい限りです!! 恐らく「宇宙基地SOS」の回だと思われます。貴重な情報提供、誠に有難う御座います!!

投稿: ひろし(管理人) | 2012年2月 5日 (日) 12時23分

オリジナルオープニングを再現されているとは、嬉しい限りです。実物をご覧になられてないのによくできていますね。
当時のビデオはもっていないのですが、音だけは録音がありました。
期間限定で上記URLにアップしてみました。

投稿: -Og@- | 2012年12月 5日 (水) 22時37分

-Og@-さん、日本独自オープニングに関する情報、誠に有難う御座います。
 もし仮に本国版のオープニング尺と同じ長さだと考えると登場人物紹介の情報量が多いのではないかと思っておりましたが、まさかオープニングとエンディングのBGMを繋いでの尺伸ばしだったとは…。「スパイ大作戦」等の当時の海外ドラマでも尺伸ばしは行われておりますが、本作品においては結構長めですよね。何だか、「まんが宇宙大作戦(TAS)」の日本版オープニングと通ずる物を感じました。

投稿: ひろし | 2012年12月 8日 (土) 00時09分

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